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お取り寄せ冷凍パンが売り上げ急上昇中
「家でも美味しいものが食べたい!」
コロナの影響で外食が減り、そのように感じている方が多いのではないでしょうか?
そのためテイクアウトやデリバリーを利用する機会が増えているかと思います。
実はそれら以外にも、お家で本格的なものを楽しめると話題のブームが来ているものをご存じですか?
それはお取り寄せです。
あらゆるものを通販で購入できるなか、実際に、食べ物のお取り寄せを利用する人が増えています。
その中でも特に最近売り上げが急上昇しているという冷凍パンについてご紹介していきます。
「冷凍パン」とは
冷凍パンとは、焼き上がったパンを冷凍した冷凍食品のことを意味します。
「一度焼かれたパンを冷凍してまた温めるなんてパサパサになって美味しくないのでは…?」と思われる方も多いと思います。
しかし最近人気の冷凍パンは、解凍しておいしく食べられるように研究されているので、買ってきた焼きたてのパンのように、本来の触感と香り高く美味しいパンをお家で楽しむことが出来ます。
冷凍パンの魅力
大抵の場合お店でパンを買うと、家に帰るまで潰れないように注意しなければならなかったり、焼きたてのパンの場合は冷めてしまう前に帰るようにしたり様々なことを気にかけることがあると思います。
潰れてしまうのも、冷めて家でもう一度温め直すのも、せっかくのお楽しみが台無しになってしまうかもしれません。
しかし冷凍であればその心配や後悔は無くなりますね。
そのほかにも冷凍パンには魅力があります。
好きな時に好きなだけ楽しめる
冷凍パンは他の様々な冷凍食品と同様、食べたい時に必要な分だけを解凍して食べることが出来ます。
また、その日の気分や食欲に合わせて楽しんだり、時間のない朝や在宅ワークの隙間時間で簡単に食べることが出来るので非常に便利です。
種類が豊富
冷凍パンには、食パンやロールパンなどのプレーンなパンだけでなく、チョコやクリームを使った甘いパン、カレーやチーズが入ったお総菜パンなど様々な種類があるので、長期休み中、毎日の子どもの朝ごはんやおやつで頭を悩ませるお母さんたちにも人気があるようです。
冷凍パンが広まっているヒミツの2つの理由とは?!
冷凍パンには様々な魅力があります。
しかしそれらが、冷凍パンの人気の理由の全てではないのです。
家庭で冷凍したパンと、冷凍パンとして売られているパンの違いについてもわかる
「冷凍パンが広まっている理由」のうちの主な二つを紹介します
①出来立ての美味しさが続く急速冷凍技術
人気の冷凍パンの多くは、急速冷凍技術を用いています。
しかしこれは一般の家庭用冷凍庫にはない特別な技術です。
そもそもなぜパンを急速冷凍する必要があるのでしょうか?
パンのおいしさの基となるのはデンプンです。
デンプンに水を加え加熱すると糊化します。そして温度が上がるにつれて粘性が増大するため柔らかくしっとりした状態になります。
しかしその後冷されていくと徐々に粘性を失い、水分が表面に沁み出てくる「離水」という現象が起きます。
この「離水」が起きることがデンプンの「老化現象」となります。
デンプンが老化すると、パンは水分が失われパサパサになってしまうのです。この老化現象が最も進んでしまうのは2~4℃の温度帯です。
ですから老化を最小限に、しっとりとした冷凍パンを作るためには、2~4℃をいかに速く通過して冷凍するかが勝負になります。
それで工夫された急速冷凍技術を使用することによって、デンプンの劣化や乾燥を防ぐことが出来るので、自分で冷凍したパンよりもしっとりもちもちとしたパンを楽しむことが出来るようになるのです。
さらに最近では、本格的な冷凍パンの「生地」も販売されています。例えば業務スーパーのフレンチミニクロワッサン生地などの発酵済の冷凍パン生地は、オーブンやトースターがあれば20分程度で出来たてのパンを食べることができます。
パン屋さんを通り過ぎた時に感じるあの幸せな香りを自宅で楽しめるなんて贅沢ですよね。
②冷凍のパンでも美味しく焼けるトースター
冷凍のパンを普通のトースターで焼くと、表面に色が付く頃にはパンの中の水分が少なくなってしまい、パサパサになってしまうことがあります。
そらはパンの中に含まれる水分が蒸発してしまうことが原因です。
しかしここ数年で、スチーム機能が付いたトースターが売れているのをご存じですか?
スチーム機能のついたトースターとは、ヒーターと水蒸気を使ってパンを焼くトースターのことです。
少量の水を水受けトレー(メーカーによって名称は異なる)にセットして、スチーム機能のスイッチを入れると、水受けトレーの中の水が加熱されて蒸気になってスチームが庫内に充満します。
乾燥させずに食パンの中の水分を閉じ込めたまま過熱するので、外はカリッと中はもちもちした焼き加減を実現することが出来ます。
スチーム機能のあるトースターと言えばBALMUDA The Toasterが有名ですよね。
バルミューダはスチーム機能だけでなく、上下のヒーターの強さや、焼き上げ時間をモードごとに再設定出来る進化した温度制御が特徴的です。
スチーム機能以外にも、冷凍パンの表面と中を同時にそれぞれに適した温度で焼き上げることが出来るトースターもあります。
パンソニックのオーブントースター ビストロは、「近赤外線ヒーター」「遠赤外線ヒーター」二種類の赤外線ヒーターで、中と外を同時に加熱するので、表面はこんがりサクッと、中はあつあつに、冷凍パンをおいしく焼くことができるのです。
このように様々なメーカーから、冷凍パンをもっと美味しく焼ける機能がついたトースターが登場しているので、家で気軽に楽しめる冷凍パンの人気がますます上昇しているのです。
冷凍パンに適した包装が大事
コロナ禍で冷凍パンの人気が上昇しているのと並行に、冷凍パンの通販を始めるお店が増えてきています。
いつでも美味しい状態で冷凍パンを提供するには、適した包装に注意が必要です。
冷凍するとプラスチックの包装フィルムが硬くなり強度が弱まったり、どんなに柔らかいパンでも硬くなりますので、パン同士が擦れたりすることで包装フィルムが破れてしまうなどの破損が生じるリスクがあります。
こうしたことは、冷凍食品用包装袋のように冷凍対応の包装を使用することで防ぐことが出来ます。
冷凍保存に適した袋は冷凍庫での匂い移りも防ぐことが出来るので、お客様によりおいしくパンを食べていただくことができます。
まとめ
出来立ての美味しさが続く急速冷凍技術や、よりおいしく焼ける様々な機能の付いたトースターなどによって、魅力たっぷりの冷凍パンを手軽に自宅で楽しめるようになりました。
今後さらに多くのパン屋さんが冷凍パンを扱うことが予想されます。
SNSなどで話題のパンなどが、いつでも通販でお取り寄せ出来るようになったらうれしいですよね。
デリシャスフードパッケージでは、パン以外にもアイスクリームやジェラートなどの冷凍通販用の包装容器も豊富に扱っています。
別注のご相談などもお気軽にご連絡ください。