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テイクアウト・デリバリー用容器を選ぶ4つの方法|迷ったときに見る|

テイクアウト・デリバリー用容器を選ぶ4つの方法|迷ったときに見る|

kanako店主

テイクアウトやデリバリーで使う容器の選び方って、簡単なようで難しいよね

NORIHITOパッケージアドバイザー

そうなんだ。
飲食店としては、ただデリバリー・テイクアウトで終わらせないで、お店で飲食を楽しんでもらいたいよね。
だからお店のブランドイメージにあった色、形状なのか。
中に何をいれるのか、最終的にどのような形でお客さまに届けたいのかなど、
デリバリー・テイクアウトを始める前に決めておかなければならないことって一杯あるんだよ。

kanako店主

そうだよね。
ただやるだけだと一過性のものになってしまうものね。

じゃあ今回はデリバリー・テイクアウトの容器の選び方をお伝えしましょうね。

テイクアウト・デリバリー用容器の選び方

コロナ禍で飲食店の多くが苦戦を強いられているなか、少しでも売上をカバーするためにテイクアウトやデリバリー営業を始めた飲食店はたくさんあります。

まだまだコロナウィルスという感染症が収束していない現在、外食はしたいものの不特定多数の人が来る飲食店に行くのは怖いと感じている人がいます。
またそれだけでなく、このコロナ禍で苦戦しながらも闘っている飲食店を「少しでも助けたい!!」と思って人々は、テイクアウトやデリバリーの利用に積極的になっており、この傾向は今後も残ると考えられます。

しかし今まで店内飲食だけで営業することを計画していた飲食店にとって、持ち帰ったり配達することを想定した料理を作って提供するのは簡単なことではありません。
さらにテイクアウト・デリバリーを始めようとなると原価計算、仕入れ、人件費など想定外のことが山盛りです。

テイクアウトやデリバリーを始める飲食店が悩む想定外の中の問題の一つは「テイクアウトやデリバリー用包装容器」です。

そこで今回は、テイクアウト・デリバリーを容器選ぶときに役立つ4つの方法をご紹介します。

テイクアウト・デリバリーを始める前におこなうこと

まずは自分のお店の客層を分析

商圏

テイクアウトやデリバリー容器を選ぶ前には、まず自分のお店のテイクアウトやデリバリーを利用してくれそうなお客様について調べてみましょう。
これまで来店してくれていた客層を考えるのは勿論のこと、自分のお店の商圏(おおよそ2-3㌔以内とします)の客層も考えてみましょう。
そこが今まで来店してくれていなかった人たちであり、テイクアウトやデリバリーで気に入って貰えたのであれば、お店にも来ていただける可能性がある商圏でもあるのです。

分析してみてください。
住んでいる人はファミリー層が多いでしょうか?それとも単身者でしょうか?
もしかしたら高齢の方が多いかもしれません。

また、昼間は近隣で働く人がランチを買いに来るかもしれませんが、同じ場所でも夕方以降は仕事帰りの主婦やサラリーマンが多いかもかもしれません。
具体的なお客さまの属性や購買パターンなども検討することは重要です。

次に、その予想した客層の方たちはテイクアウトやデリバリーにどのくらいのお金を支払うでしょうか?
これは近隣ですでにテイクアウト営業をしているお店の価格なども参考にできるかもしれません。
またその土地土地の平均収入や家賃相場、そしてテイクアウトやデリバリーなどに関する意識も参考になります。
それらを踏まえて価格設定をしなければなりません。

そして価格設定に必要なのは、テイクアウトやデリバリーでの運搬手段です。
従業員に運ばせるでしょうか。
それともUber Eats(ウーバーイーツ)や出前館を利用するでしょうか。
それによっても販売戦略、価格設定は違ってきます。

こうしたことを考えてテイクアウトやデリバリー用のメニューを組み立てたらいよいよ容器選びに入ります。

4つのテイクアウトやデリバリー容器選びのポイント

ではこれらの4つの点をひとつづつ考えてみましょう。

その①:テイクアウト・デリバリー容器の特性を知る

どのような販売形態(例えば、Uber Eats(ウーバーイーツ)や出前館、持ち帰りなど)でテイクアウト・デリバリーを行うかによりますが、いずれにしても、出来上がった料理を持ち運ぶ途中に汁漏れするということが起こりる可能性があります。

また料理が出来上がってから食べるまでにタイムラグがあるので、温かい料理が冷めてしまうということもあります。

前述したようにテイクアウト・デリバリーをただ一時的に行うのだったらどんな容器でも良いかもしれません。
しかし今後お店に来てくれるかもしれない見込み客やテイクアウト・デリバリーの再注文顧客を作るという目標を定めたのであれば、上記の2点はお店にとってマイナスポイントとなります。

この2つのマイナスポイントを克服するために、以下の容器が役立ちます。

内嵌合(かんごう)容器を選びましょう。

テイクアウトやデリバリーの容器は、大抵本体とフタがセットになっています。
テイクアウトやデリバリーの容器の本体と閉めるフタの篏合には大きく分けて2つの種類があるのをご存知でしょうか?

それは外篏合と内篏合です。
内嵌合とは、蓋が容器本体の内側にはまる蓋のことを内篏合といいます。
外篏合に比べれば少々開けにくいという点がありますが、内篏合は容器本体に入れたものが漏れにくい仕様のため、テイクアウトやデリバリーに適しています。
しかし反対に外嵌合の場合は、容器本体に入れたものが漏れやすい仕様のため、漏れにくくするためには、蓋の上からラップをする必要があり、その分手間も原価もかかってしまいます。

電子レンジ対応の容器を選びましょう。

テイクアウトやデリバリーの場合、家やオフィスで食べることがほとんどなので、電子レンジ対応の容器を選ぶことも大切です。
なぜならば、到着した時に冷めている可能性がありますし、届いたお客さまもお店とは違いすぐに食べないかもしれないため、電子レンジ対応の容器にした方が親切です。

さらにテイクアウトやデリバリーを注文してくださったお客さまの中にはお皿にいちいち移さず、そのまま温めて食べたいという人は多いはずです。

もし電子レンジ対応のテイクアウトやデリバリー容器を選ばないなら、容器が変形してしまうため、火傷などの危険もあるのです。

またどのようなメニューをテイクアウトやデリバリーで販売する予定なのかも重要です。
メニューによっては、電子レンジ対応容器だったらなんでもよい訳ではなくなるからです。

例えば電子レンジ対応とはいえ、ツルツルの樹脂(プラスチック)の容器の場合を考えてみましょう。
いくら電子レンジ対応容器といっても、中身がリゾット類や鍋類、またはスープ類などの場合、電子レンジを使い家で温めると容器が非常に熱くなってしまいます。
そうすると熱くて容器を持てなくなる可能性もあります。

ですからそのようなメニューをテイクアウトやデリバリーで販売するのであれば、発泡のような風合いの容器、つまり熱さが手に伝わりにくい容器を選ぶ必要があるのです。
そうです。そのようなメニューには発泡樹脂でできた容器を選び、お客様が持ちやすいように配慮する必要があるのです。

その②:客層にあった容器

Box テイクアウト容器
映画に出てきそうな容器

このコンテンツの最初に考えた客層を思い出してみてください。
皆さんのお客様はどんな内容でどんな雰囲気の、またどのくらいの量、どのくらいの単価のテイクアウトやデリバリーに興味を持つかを考えてみましょう。

そして次に自分のお店のイメージを分析します。
設定した単価はお店のイメージやその他のメニューに比較して高いでしょうか。
それとも安いでしょうか。
またその単価は同じ商圏の似たようなサービスのお店と比較して、高いでしょうか、それとも安いでしょうか?

もし予想している客層に興味を持ってもらうのに工夫が必要と思えるなら、同じ食材でも調理の仕方を見直してみたり、量を減らして盛り付けを工夫するなどいろいろ試しみましょう。

このように様々なことを比較検討してメニューとそれにふさわしい容器を決めていきます。

テイクアウトはメニューだけではなく、容器も含めた全体のイメージで判断されますから、色や形など全体の雰囲気も気にしてみましょう。

容器が違うだけで料理自体に興味を持ってくれることもあります。

もしも近隣に競合店が多いなら、他のお店にはない独自のサービスを考えてみることができます。
例えば直ぐに食べられるようにカトラリーなどの包装資材を付けても親切です。

その際に再び注文してくださるような工夫も必要です。
例えば、次回使えるサービス券や、メニューと電話番号が書いてあるカードなどがあると、また注文するきっかけになるかもしれません。

いろいろと工夫をして皆さんのお店に合ったテイクアウトやデリバリー容器をお選びください。

その③:テイクアウトやデリバリー容器のコストを知って決めていく

迷う

テイクアウトやデリバリーは、料理以外に包装容器というコストがかかります。
もちろんお店でも容器代はかかりますが、何回か同じ皿などを使用することで原価償却し、儲けに変わっていきます。
しかしテイクアウトやデリバリー容器は使い捨てです。
ですから、このテイクアウトやデリバリー容器のコストをどう抑えるかということをどのお店でも考えています。

しかし食品包装容器をインターネットで探すと、たくさんのページがあり同じものがどこでも注文できますよね。
そうすると、どれをどこのお店で選んだら良いか分からなかったり、ネット販売だと相談したくても相談できないので不安にもなります。

これには理由があります。
食品包装資材を扱う業界は古くから存在している業界ゆえに、メーカーから大卸・中卸・子卸を経て販売店に商品が並ぶという日本旧来の商いシステムが今でも健在の業界なのです。

さらにほとんどの食品容器メーカーは直販をしておりません。
ですから消費者はたくさんある卸売業者か販売店から購入することになり、その結果、どこででも手に入るけれども価格が違う、欠品しやすいお店がある、注文してから到着まで時間がかかるなどの事態が生じているのです。

このことから分かるように、お目当ての商品を安定して安く買うにはメーカーに近いところから買う必要があるのです。

しかしその販売店の見極めも難しいものです。
例えば食品包装資材は多岐にわたるので、会社ごとに得意不得意があるからです。
あまり扱わない商品はメーカーに近い卸業者でも価格が高いということもあります。

これらのことをしっかりと見極めていると、同じ容器を安く、そして欠品などが少なく購入できるというわけです。

テイクアウトやデリバリー容器にどれほどのコストをかけることができるのかを踏まえて、お店のイメージにあった、お客様に満足していただける容器をチョイスしましょう。

その④:迷ったらプロに相談

コロナ禍やアフターコロナで飲食店は経営が厳しくなっています。
そんな中、早くテイクアウトやデリバリーを始めたい、今行ってはいても本当にこの容器で良いのか分からないと考えている方は多いはずです。

しかし急いで決めて失敗してしまうのは時間も費用も勿体無いですよね。
ですから、迷った時にはプロに相談するのも賢い方法です。

誰に相談しよう?と迷っている方は、是非デリシャスフードパッケージのパッケージアドバイザーにお尋ねください。
デリシャスフードパッケージは包装容器のメーカーや卸会社と太いパイプを持っておりますので、様々な種類の包装容器を安い価格でご提供できます。

また、環境に優しい容器はないか、オシャレな容器を探している、オリジナルの容器を作りたいなど、飲食店様の様々なニーズに合わせてご提案しています。

デリシャスフードパッケージの営業は、実はこの業界を知り尽くした人です。
どうぞお気軽にご相談ください。

パッケージアドバイザーへのご相談はお問い合わせ窓口又はお電話にてお願いいたします。

テイクアウト・デリバリー用容器を選ぶ4つの方法のまとめ

テイクアウトやデリバリーを始めるにしても様ざまなことを考えなければなりません。

いろんなWEBサイトをみて考え、メーカーのカタログをじっくりと見て、自分のお店に一番良いと思われる容器を選定したとしても、本当にこの容器で良いのか心配なものですよね。

その際はぜひなんなりとデリシャスフードパッケージまでご相談ください。
親身になって相談にのりますよ。

パッケージアドバイザーへのご相談はお問い合わせ窓口又はお電話にてお願いいたします。

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