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お洒落さだけでなく癒し効果も?!| 木の器を使ってみたい!

お洒落さだけでなく癒し効果も?!| 木の器を使ってみたい!

料理の楽しみの1つとして、食器選びがあります。更に美味しく見えるよう料理に合う色のお皿にしてみたり、写真映えするようインテリアの一環として個性のあるお皿にしてみたり...

様々な食器がある中でも「木製食器」は、季節や場所を選ばずどんな料理にも合う優秀アイテムです。
シンプルな無地の食器は時に物足りさを感じてしまいますが、木製食器は木独特のぬくもりがありながらも主張が少なく、テーブルリネンとのコーディネートも楽しめます。

更に木製食器は見た目だけでなく環境面でも優秀です。
製造過程全てで二酸化炭素(地球温暖化の要因)が排出されてしまうプラスチックとは違って、木は水と二酸化炭素によって成長する自然のものなので、使用後廃棄しても二酸化炭素を新たに発生させない地球に優しいエコな素材だからです。
そのためプラスチックゴミの環境問題を考えて、カトラリーをプラスチックから木製の使い捨て製品に変更するお店も増えています。

特に、繰り返し使えることや食器洗浄機などで使える木製食器に魅力を感じる飲食店が多いようです。

このコンテンツでは今人気の高い木製食器の特徴(メリット・デメリット)や扱う上での注意点、気楽に使えて魅力的な木製食器について紹介します。

木製食器の特徴は何ですか?

人気の高い木製食器ですが、実際はまだ家庭内ではあまり普及していないのが特徴です。
普段家での食事で使う食器の多くは、瀬戸物、ガラスなどです。
また、日本人特有の和食では、ご飯茶碗は陶器、おかずのお皿は磁器、木製のお箸などが使われることが多いのではないでしょうか。
そう考えると、一般家庭で木製の食器が使われているのは汁椀くらいかもしれません。

最近は安いプラスチックで出来た食器でもデザインがきれいなものが多くて、食卓で使用してもあまりチープな感じがしなくなっている為か、使い勝手の良いプラスチック食器が普及しています。

このように、まだまだ普及しておらず少数派である木製食器ですが、木製食器を使うことにはいろいろなメリットがあります。

木製食器

木製食器のメリットは何ですか?

①木特有のぬくもりを感じられる

暖かい太陽に照らされる緑豊かな公園で木に囲まれながら食事をしている情景を思い浮かべてください。
不思議となんだかほっこりとした気持ちを感じるかと思います。
世の中が発展していくとビルや道路等が増えていくと共に自然が減っていっています。
私たちは昔から自然の中で暮らしていたため、特に無機質なものに囲まれている現代はなお一層木製の食器を手にしたとき、ぬくもりを敏感に感じることが出来るのかもしれません。

また木製食器は、木の種類によって色や重さ、肌さわりが違っているので、一つとして同じものはありません。ただ一つしかないものに人間は自然と愛着を抱くものです。
特に小さい子どもは毎日手にする身近なものに興味を持つものですから、食器などを通して木に親しむことで自然に興味を持ち、物を大切にする意識を育てることにも繋がるでしょう。

②木によるリラックス効果が得られる

森林浴

森林浴は英語でForest Bathingと言いますが、最近では「Shinrin-yoku」という日本語そのものが海外で浸透しているようです。特にカリフォルニア州では最新のフィットネストレンドとして、日本発祥の森林浴が話題になっています。

ストレス解消法の1つとして自然の中に行く心も体も癒される感覚は多くの人が感じたことのあることだと思いますが、実際どんな効果があるのでしょう?

具体的な効果として、ストレスホルモンが減少し副交感神経活動が活発になることや、病気に対する免疫力がUPする等の効果があるといわれています。
また自然の中で深呼吸をすると感じられる香りから、意欲やエネルギーの回復、身体の痛み等の自覚症状の改善を得られるとも言われています。

(参考) フィトンチッド株式会社 森林浴の効果効能

更にこれらの効果は、実際に自然の中に行かなくても、木に触るだけでリラックス効果があることが分かっています。

ですから食事の時に木製食器を使うことで、家の中にいてもリラックス効果を得られるのかもしれません。

③軽さくて割れにくい木製食器

瀬戸物などの食器は、いくつも重ねて持つとかなり重いですよね。
それに比べて木製食器はかなり軽いので、運んだり片付けるのがとても楽になります。

木が軽いのはどうしてでしょうか?
木材を顕微鏡で拡大して見ると、段ボールの断面のような隙間がたくさん見られます。
その隙間は空隙というもので、木の体積の半分以上は空隙でできています。
つまり、半分以上は空気で出来ている為、陶器や金属と比べてかなり軽いのです。

その軽さのおかげで木製食器は落としても陶器やガラスのように簡単には割れません。
それだけでなく木製食器はガチャガチャと耳障りな音もしないため、片付けや洗い物の時に耳に優しいのです。
このように、木製食器は私たちの日常にも優しい食器といえます。

③木製食器には断熱効果と保温効果がある

木製食器 御椀 味噌汁

前述したように木の体積の半分以上は空隙で出来ているので、熱の伝導性が低いという特徴があります。
そのため木製食器は熱いものを入れても冷めにくく、更に器も熱くなりにくいというメリットがあります。

皆さんご存じのように、熱いものを入れたガラスのコップは熱伝導が高く直接持つには熱すぎる為取っ手が付けられていますよね。

しかし木製の汁椀に熱い味噌汁をよそっても大抵そんなことにはなりません。
熱伝導が低い木が天然の断熱材になってくれているので、断熱効果と保温効果がある木製食器は安心です。

木製食器のデメリットは何ですか?

上述したように木製食器にはたくさんのメリットがありますが、自然由来の素材ならではのデメリットもあります。

そのほとんどは木の湿度特性によるものです。
木は吸湿性のある素材なのでそのままだと水や油を吸ってしまいます。そのためほとんどの木製の食器には表面には耐水性をアップさせるためウレタン塗装がされています。
※木そのものの良さを味わってもらおうとあえてウレタン塗装をしていないメーカー様もいます。
それはそれで素材の良さをそのまま感じることが出来て素晴らしい木製食器ですよね。

今述べたように、木製食器の中でも色んな違いがあります。ですからそんなに神経質になる必要はありませんが、出来る限り長く使えるように以下のようなことに注意しましょう。

木製食器を扱う上での注意点

①長時間水に漬けない!

隙間が沢山空いた構造であることや吸湿性があることから分かるように、木製容器は長時間水に漬けるしまうと、木が中まで水を吸ってしまうため変形してしまう場合があります。

ですから、水分を多く含む料理で木製容器を使う際は食事後すぐに洗うようにしたり、洗った後濡れたまま放置しないようにする等心がけましょう。

②木製食器に油分の多い食材や色の濃い料理は長く入れて置かない!

木製食器

木製食器はおかずや煮物などにも使えます。
ですが油分の強い食材や、色の濃い料理を長時間入れたままにしておくと、木製食器にシミがついてしまったり、色が落ちなくなってしまう場合もあります。

ほとんどの木製食器は表面が塗装されているのですぐにシミになることはありませんが、防ぐ方法の例として、色移りが心配な食品は一度小さな器に入れてから浅い木製食器に置いたり、料理の下にクッキングシートや紙ナプキンを敷くという方法があります。

このような工夫をすると色移りを防げるだけでなく、種類の違うお皿の重ね置きや柄のナプキンを使うことによってカフェ風でお洒落に見えるのでオススメです。

③電子レンジやオーブン、食洗機は避ける!

木材は高温や乾燥に弱いので、強力で高温の水流で汚れを落とす食洗機は割れや変形の原因になります。ですから高くとも自分が触ってやけどのしない温度で、手洗いで優しく洗うように心掛けましょう。

また電子レンジは、食材内部の水分に働きかける仕組みによって食品を温めますが、木は内部に水分が含まれているので加熱することによって木が膨張して木製食器が割れてしまう場合があります。

しかし中には塗装や特殊な加工によって電子レンジOKのものもあるので、購入する時や使用する際にによく確認しましょう。

④金属たわしなどで強くこすらない!

ガラスや陶器と違って木は天然で柔らかい素材です。

金属たわしやクレンザーなどで擦ると傷が付きやすく、傷によって塗装が落ち変色したり傷んだりしてしまうので洗う時は柔らかいスポンジを使うように心掛けましょう。

初めての木製食器 何から始めたらいいですか?

このコンテンツを読みながら、「木製食器の魅力は分かったけれど、何から始めたらいいか分からない」と迷っている方がいるかもしれません。
そんな方におすすめなのは、テーブルのも使えるお洒落なカッティングボードです。
前述したとおり木は柔らかく傷つきやすい素材ですが、木製のカッティングボードにはヒノキや桜、桐等の硬い材質の木が使われているので安心です。
木製のカッティングボードでパンや果物などを切って、そのままお皿として食卓に出しても様になるのでオススメです。

また、大きめサイズの木製プレートを家族分揃えるのもお洒落への近道です。
朝食ではパンと目玉焼きとちょっとした野菜をワンプレートに盛り付けてみたりパンケーキを乗せたりしてカフェ風に。
昼食はパスタの取り分け皿として使い、夕食はおかずを載せて...と活躍の場面が沢山あります。

気軽に使える木製カトラリー

木製 カトラリー

木製食器を買ったはいいものの大切にしまい込んであまり使っていない...というような状況では勿体ないので、まずはどんな場面でも活躍できそうな一種類を用意してみるのはいかがでしょうか?

食卓のアクセントとして木製食器を使いたい方には、木製スプーンなどのカトラリーがオススメでです。
木製カトラリーという大雑把にフォークとスプーンが思い浮かぶかと思いますが、実はカレースプーンやティースプーンなど、普段使いの木製カトラリーのバリエーションは様々です。

木製カトラリーの中でも使い捨てのものは更に気軽に使うことが出来ます。
使い捨てのカトラリーとして、アイスのスプーンの小さめサイズのものがイメージされやすいですが、カレーも食べられる大きな使い捨てスプーン等もあります。
最近の世の中のエコ意識の高まりから、テイクアウトのカトラリーをプラスチックから木製に変えるお店が増えているようです。

また使い捨ての木製カトラリーは大容量で比較的安く買えることや、家以外でも使い道が多いことから手が出しやすい木製食器といえます。

軽くて口当たりも柔らかい木製カトラリーは、いつもの食卓にちょっと加えるだけで、お洒落に見えるアイテムなのでオススメです。

木製食器のまとめ

木製食器の魅力はお洒落でぬくもりを感じられることだけでなく、軽くて割れにくく保温効果があるというような実用的な面にもあります。

使用後は直ぐに洗って乾燥させたりなど、お手入れの面ではいくらか気を使う部分はありますが、それもまた自然とともに暮らす良さと捉えることができます。

また、世界中で使い捨てのプラスチックを削減していく方向に進んでいます。そんな中、木製の使い捨てカトラリーは、使い捨てプラスチックに代わるエコな商品として注目されています。

デリシャスフードパッケージでは、いろいろな種類のウッドカトラリーや木製食器を扱っております。
購入を検討している方は是非一度、デリシャスフードパッケージのお問合せページまでご連絡ください。
また使い捨てのウッドフォーク・ウッドマドラー・ウッドスプーンなども格安で販売していますので、お気軽にご相談ください。

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