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冷凍食品を活用しよう!本格メニューがレンジで完結

コロナ禍が始まっておよそ2年になります。コロナ禍によって私たちの日常は大きく変わりました。

特に、食生活の変化を経験した人は多いことでしょう。
新型コロナウィルスのパンでミックが始まった頃は、休校やテレワークで、子どもも大人も在宅時間が大幅に増え、自宅で食事をする回数が増えたからです。

更に自粛生活による外食控えで、巣ごもり需要が増加しました。こうした状況で、多くの飲食店は売上が減少し、苦戦を強いられています。

一方で、コロナ禍にも拘わらず、大きく売上を伸ばしているのは冷凍食品業界です。
この記事では、コロナ禍における冷凍食品の売り上げの動向を解説し、冷凍食品向けの容器の特徴や実例についてもご紹介したいと思います。

コロナ禍で冷凍食品の売上拡大

冷凍食品というと、私が子どものころは手抜き料理、と評されることもありました。
また、味や食感もいまほどおいしくなかったように記憶しています。

しかし、今ではお店で食べるレベルの美味しい冷凍食品を種類豊富に買うことができるようになりました。
そのため、冷凍食品を活用して毎日の食事に変化を付けている人が大勢います。

何しろ最近の冷蔵庫自体が、冷凍室の容量を増やして、冷凍食品のストックをたくさん収納できるようになっているのです。
このことからも、多くの人が冷凍食品を活用するようになっていることが分かります。

しかしコロナ禍を経験した2020年は、特に冷凍食品の売上が好調だったようです。
食品スーパーにおける冷凍食品の売上は、前年比で108%の伸びが見られました。

その背景には、外食をする機会が減り、自炊の機会が増えたことによる「自炊疲れ」ということがあるのかもしれません。
また、在宅ワークやオンラインで授業を受けている学生など、家で簡単に食べられる昼食を求める人が増えているということがあるのかもしれません。

スーパーマーケット以外でも、通販を利用したお取り寄せや、冷凍食品の宅配も売上が伸びています。
冷凍食品市場全体では推定で110~115%の伸びと見られます。

このような冷凍食品の需要の増大により、コンビニエンスストアやスーパーでは冷凍食品売り場を拡充し、販売する商品数を増やす動きとなっています。

さらに、コロナ禍ならではの冷凍食品の売り方が話題になっています。それは冷凍食品の自動販売機です。

増加

冷凍食品の自動販売機が増加

コロナ禍以前から、弁当やラーメンなど、多様な商品を提供する自動販売機というものはありました。
一時期、おでんの缶詰「おでん缶」なるものが話題になったこともありました。

しかしコロナ禍を契機に感染予防の意識が高まり、自動販売機の非対面・非接触という形態が注目されるようになったのです。
こうした消費者の意識の変化が、自動販売機の商品の更なる多様化を促したと言えます。

自動販売機で実際に売られている冷凍食品の中には、焼肉、餃子、ケーキなどのスイーツ、中華まで様々です。

家での料理を簡単にしてくれる冷凍食品も自動販売機で売ることができるため、冷凍食品の自動販売機は、これからも消費者のニーズに合わせて進歩していくと思われます。

今、そしてこれから求められる冷凍食品とは?

電子レンジ

食品大手メーカー、マルハニチロが行ったマルハニチロ「冷凍食品に関する調査 2021」によると、「コロナ禍以降、冷凍食品を利用する機会が増えた」という人の割合は46%となっています。

では、今多くの人が魅力的に感じている冷凍食品はどのようなものでしょうか。
魅力に感じている冷凍食品第一位は、「レンジで完結するメニュー」となっています。

多くの消費者は多忙な毎日で、家庭での調理の手間を省きたいと考えています。
ですから、皿に移し替えずに電子レンジ一つで調理して食べられる冷凍食品は、今もこれからも人気となっていくことが予想されます。

では、将来的に「あったらいいな」と消費者が考えている冷凍食品はどのようなものなのでしょうか?
そのうちの3つを取りあげます。

あったらいいな その1:お弁当がそのまま冷凍になっているもの

冷凍食品というと、チャーハン、グラタン、麺類などの主食分野と、餃子、シューマイ、唐揚げなどのおかずに分かれているのが現状ですよね。

おかずに冷凍食品を利用する場合、ごはんを自宅で炊いて、おかず一品と白いご飯という組み合わせが決定です。
味の濃いおかずでご飯をたくさん食べる人はこれで十分なのかもしれませんが、食事のバランスを考える人にとっては少し物足りなさがあるものです。

しかし、お弁当がそのまま冷凍になっていたとしたら、ご飯+おかず+副菜などが揃ったちゃんとしたごはんの出来上がりです。

この形の弁当を提供しているのが、崎陽軒 「おうちで駅弁シリーズ」です。
おうちで駅弁シリーズは、チャーハン、ピラフ、赤飯などのごはん類と、シウマイ、唐揚げ、筍煮などのおかずが一つのパックに入った「お弁当」の形で冷凍されています。
冷凍のお弁当を電子レンジで加熱して、そのまま食べられるところが人気となっています。

あったらいいな その2:お店の料理や本格的な味

冷凍餃子

コロナ禍で、外食を利用する頻度が減った方は多いことでしょう。
しかし、自分では作らないようなメニューや、本格的なお店の味が食べたくなる時もありますよね。

コロナ以前から、本格的でおいしいと評価が高い冷凍食品は「餃子」です。
冷凍餃子は大手食品メーカ―が有名ですが、最近ではラーメン店などが、自店で人気の餃子を冷凍販売するなどして人気を集めています。

これからは、人気店の本格的なメニューの冷凍食品化がさらに進むかもしれませんね。

あったらいいな その3:栄養バランスの取れた食品

健康志向の高まりにより、野菜たっぷり、糖質オフ、国産原材料のメニューなどに魅力を感じる人が増えています。

例えば、スーパーの冷凍食品売り場では、野菜のたっぷり入った冷凍のちゃんぽんや、具だくさんのラーメンなどが売れています。

以前は、冷凍食品は時間がない時に利用する時短アイテムとして利用されることが多かった冷凍食品ですが、今では毎日の食事のレパートリーとして活用されるようになっています。
これからは、栄養バランスを考えた冷凍食品のメニューががますます充実していくかもしれませんね。

冷凍食品を支える包装容器

ここからは、冷凍食品に適した包装容器について考えてみましょう。

冷凍食品は、低温で長期間保存されることが多いため、容器には耐寒性が求められます。
一般的に、業務用の冷凍庫は家庭用の冷凍庫よりも低温に設定されており、-20℃から-30℃という温度設定です。

冷凍すると食品は硬くなり、容器を突き破ったり破損したりすることもありますので、ある程度の強度も必要です。
多くの食品容器にはプラスチック容器が使用されますが、PP(ポリプロピレン)やPET(ポリエチレンテレフタレート)など、プラスチックの種類によっては耐寒性の乏しいものもありますので、注意が必要です。

耐寒性に優れた素材の代表的なものは以下の通りです。

OPS(2軸延伸ポリスチレン)透明性に優れており、主に容器の蓋に使用されています。
PSP(発泡ポリスチレン)保温性や断熱性、剛性に優れています。更に成形性が良いため、容器の本体に汎用されています。

冷凍食品をそのまま温められる容器とは?

冷凍グラタン
冷凍食品の容器には耐寒性と耐熱性が必要

前述したように、多くの消費者は、冷凍弁当や、電子レンジだけで完結する冷凍食品を求めています。
それらを実現するのに必要な容器について考えてみましょう。

冷凍食品の多くは油を使ったメニューとなっています。
油分は電子レンジ加熱で高温になるため、冷凍食品を電子レンジで温められるようにするためには、耐熱温度100℃以上の素材を使った容器が必須です。

冷凍食品の容器には、先ほど考えた耐寒性に加え、このような耐熱性が必要となります。
それでは次に、耐寒性と耐熱性を併せ持つ容器の素材をご紹介します。

PPフィラーポリプロピレンにタルクを配合することで、耐熱温度130℃となっています。
耐熱性・耐油性に優れています。
耐熱OPS耐熱タイプのポリスチレンを縦横に方向に延伸した素材で、耐熱温度は100℃となっています。

PPフィラーを使用した容器は冷凍カレールー、パスタソース、冷凍惣菜など油分の強い食品にも使用実績があります。

また、スミ株式会社のスーパーレンジGシリーズでは、本体にPPフィラー、蓋に耐熱OPSを使用しているので、蓋をしたまま電子レンジで加熱することができます。

しかし、耐熱性に優れた素材とはいえ、限度はあります。
揚げたてのフライなど、高温のものを直接入れないようにしましょう。電子レンジで内容物を温めることはできますが、高温になるオーブンでの調理には不向きです。
そしてプラスチック製品ですので、火のそばには置かないようにしましょう。

冷凍食品の蓋は外して温める?

冷凍食品を温める前に蓋を外すべきかどうか、迷うことがありませんか。

弁当や惣菜を温める時に、フタは外してくださいと注意書きがあることが多いですね。
これは、本体はPPフィラーなどの耐熱100℃以上の容器でも、フタはOPS、A-PETという風に、本体と蓋とで素材が違うことが多いためです。

その中でも、電子レンジでフタごと温められる素材は耐熱OPSです。
耐熱OPSとは、OPSの耐熱性を向上させた素材で、耐熱温度は100℃となっております。

ご参考までに、耐熱ではない通常のOPSの耐熱温度は80℃です。

まとめー売れる冷凍食品

コロナ禍で売上が伸びている冷凍食品ですが、安さや調理の手軽さを求める人や、本格的な味や栄養バランスを考える人など、消費者のニーズが多様化していることも分かりました。

様々なメニューを自宅で手軽に食べられる冷凍食品には、優れた包装容器が欠かせません。
安全で快適に使用できる容器のポイントは・油分がある食品に対応できるかどうか・電子レンジ加熱後も火傷をしない温度を保てるか、などにあります。

デリシャスフードパッケージでは、耐寒性や耐熱性に優れ、かつ魅力的な食品容器を多数取り扱っております。
冷凍食品向けの容器をお探しの方は是非、デリシャスフードパッケージにご相談ください。

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