パッと目を引く車体、看板にデザインされたおいしそうなメニュー、漂ってくる魅力的な匂い、キッチンカーは私たちをワクワクさせる要素がたくさん詰まっています。
とくにコロナウィルスによる世界的なパンデミックによる移動販売ビジネスの拡大により、キッチンカーの人気が高まっています。
そんな楽しいキッチンカーを自分で営業してみたい!と考えている人はたくさんいます。
さらに今飲食店を経営しているものの、キッチンカーを運営したいと考えている方もいるかもしれません。
では、キッチンカーを開業したら、具体的にどんな方法で営業していくことになるのでしょうか?
またこれからのWithコロナの時代キッチンカーで営業していくことはできるのでしょうか少し掘り下げて特集してみたいと思います。
Contents
世界的なコロナウイルスのパンデミックが飲食業界に与えた影響
2020年の春から、この日本を襲ったコロナウイルスの世界的なパンデミックという波。
これは日本のみならず、世界中の人々の生活はもちろん、意識なども変えてしまいました。
そしてその意識の変化が世界の飲食店のみならず、日本の飲食店にも多大な影響を与えたのです。
なぜコロナウイルスの世界的なパンデミックが飲食店に影響を与えたのでしょうか。
このコロナウイルスの世界的なパンデミックの特徴を考えれば分かってきます。
特徴は、世界がコロナウイルスの世界的なパンデミックという共通の問題を抱えたがゆえに、多大な同じダメージを受け、ダメージを受けた業界も同じだったのです。
その業界には一つの特徴がありました。
それにはコロナウイルスの感染経路が関係しています。
それは体内からコロナウイルスの飛沫(ウイルス)がエアロゾルで飛ぶ、または漂う可能性が比較的大きい業種であり、しかもお店の換気が十分にできない狭い空間で営業している業界でした。
そうです。
それはレストラン・居酒屋・バーなどを含む大きく分類するならば飲食業界です。
たしかにこれまで飲食店はもちろんのこと、多くの業界の店舗の中で「換気」を意識した造りの店舗はそう多くありませんでした。
さらに飲食店についていえば、「解放感」を醸し出すために外での飲食を選択させていた飲食店はありました。
しかし多くの場合飲食店は、お店の雰囲気づくりや調理品の匂い、そしてお店の空間を重視するがゆえ、ある程度の密閉性を持たせていたのです。
しかも日本の飲食店は立地場所的に狭いことが多く、とくに立ち飲み、飲み屋などは狭い空間で飲む魅力もあり、そのような場所も大ダメージを受けたのです。
一方同じ飲食店でもかなりのダメージを受けましたが、ある程度ダメージを抑えることができた飲食店の業態もありました。
それがキッチンカーなのです。
アフターコロナのキッチンカーの販売エリア
キッチンカーの販売エリアがベットタウンに拡大
今でも状況は変わらないという家庭はおおくあると思いますが、新型コロナウイルスの影響でテレワークなどの在宅勤務が増え、1日3回の調理と後片付けに大変な思いをしたという人も多くいらっしゃると思います。
ですからテレワークなどの在宅勤務のお昼くらいは外でなにか食べたいという方もいらっしゃいます。
そのような「おうちごはん」のお悩み解決のために、このキッチンカーが住宅街や各マンションなどで広がっているのです。
お母さんの立場から考えてみましょう。
家にいると朝昼晩と1日3回食事を作る機会あり、とくに夕飯などは家族がいるとなかなか適当に済ますことなどできません。
とくに今はコロナウイルスのパンデミックに加え、物価の価格高騰という大きな波が押し寄せています。
ですから限られた時間と予算のなかで、家族の健康を考えつつ、家族、とくに成長著しい子供の好みにあわせて、毎日食事を3回つくるというのは、お母さんにとって相当な負担です。
共働き家庭だとその負担は倍増。
とくに二人ともテレワークなどの在宅勤務になったら・・・さらに子供の学校が休みになったら・・・
考えるだけでも逃げ出したくなるかもしれません。
そのような方がここ何年か利用されているのがスーパーやコンビニ、デパ地下などのお惣菜類、いわゆる中食の商品です。
さらに最近は加熱調理するだけのミールキットなどが販売されたりと、お母さんにとってはさまざまな便利なサービスがあります。
そのお母さんの負担軽減のために昨今キッチンカーが使われるようになっているのです。
これはコロナ前まではある程度限られていたキッチンカーの販売エリアが拡大したということになります。
キッチンカーはシニアやシングルにも人気拡大
最近ではマンションなどの住宅デベロッパーなどが主宰してキッチンカーの誘致などを行っているところもあります。
人の集まっている場所=大規模マンションで、しかもその管理会社が主宰してくれると、キッチンカーとしてもとてもやりやすい状況だと思います。
それら管理会社のイベントの利用者層は夫婦共働き世代だけでないようです。
シニア世代、シングル世代などと幅広い世代がそのイベントでキッチンカーの利用をしているようです。
とくにシニア層は画像にもあるように、老老介護の問題や老人だけで住んでいる世帯も多くあります。
そのシニア世代もときには外の空気を吸い、外食を安全な環境ですることを望みますよね。
このように今やキッチンカーはシニア世代の台所としての役割も果たしつつあるのです。
従来のキッチンカーの営業エリアの復活
これからのWithコロナの時代、キッチンカーの機動力を生かした営業場所には他にはどんなところがあるのでしょうか?
コロナ前にキッチンカーが中心に販売していたエリアも徐々に復活してきています。
そのエリアについても考えてみましょう
各種イベントでの販売活動の復活
コロナ前に比べれば減っているのかもしれませんが、2022年春以降各種イベントでの人数制限が解除されるようになりました。
これにより以前よりは多くの方がイベント会場に足を運ぶようになり、イベント会場に出店されているキッチンカーにて飲食の購入をされています。
一時期はイベントには人数制限が設けられ、しかもイベント会場でクラスターが起きようものならマスコミが「イベントはコロナ感染の源」とばかりに攻め立てたため、多くの人ライトユーザーの足がイベントから遠のいてしまいました。
しかし今年の春以降世間の機運が変わり、イベントも数多く行われるようになっています。
さらに近年増えてきている野外フェスや音楽フェスと言われるイベントもこのWithコロナの時代復活してきています。
このようなイベントでは、非日常を体感したい人が集まって来ます。
そんなところでは、非日常のキッチンカーが大活躍です。
もし出店するイベントでドリンクやお酒などの提供がOKならば、ぜひお考え下さい!
客単価アップは間違いなしです。
そうです。
これらイベント規制の解除もキッチンカーを営む方にとっては追い風となっているのです。
Withコロナ時代|企業のサラリーマンの食事状況
大勢の人が食事を買いに行く所、と想像すると、それはやっぱり働く人が大勢いるところですよね!
たしかに今はテレワークなどの在宅勤務などサラリーマンの働き方の選択肢が増えたといわれていますが、テレワークなどの在宅勤務が定着した企業はそう多くないといわれてもいます。
大企業であったとしても、テレワークでのデメリットに目を向け、制度としては残しつつも実際に会社に出勤することを促している会社も多くあります。
さらに中小企業などコロナ禍でさえ、テレワークなどの在宅勤務を行っている企業は少なかったです。
であるならば、Withコロナ時代の今、やはり日本のほとんどの中小企業に勤めるサラリーマンはオフィス街に戻りつつあるのです。
オフィス街のランチ営業
そのようにWithコロナの時代のサラリーマンの食事状況を考えると、コロナ前に似た様相が目に浮かびます。
オフィス街のサラリーマンは、みんなが一斉に昼休憩に入るので、時間内に昼食をとりそびれる「ランチ難民」が問題になったこともあります。
私も新宿のオフィスで働いていたとき、お店にできた行列の長さで「ああ、ここはだめだ」とあきらめて次の店を探すということがよくありました。
そうかといってコンビニ弁当も飽きてしまいます。
さらに今はコロナウイルスへの感染が無くなったわけではありません。
今はWithコロナの時代、感染症に罹らないよう用心しつつも活動を行う時代なのです。
ですからこれまでのような満席、満員の店内を心理的に回避するサラリーマンは数多くいるのではないでしょうか。
そこで注目されるのはキッチンカーです。
今では恵比寿、渋谷、新宿、新橋は勿論のこと、これまで盛んだった丸の内や大手町などのオフィス街にもキッチンカーが出店して人気を集めています。
昼休憩の時のわずか数時間に、おなかをすかせた大勢のお客さんが来てくれるって、キッチンカーのオーナーとしてもやりがいはありますよね!
キッチンカーは大学内にも出店中!
キッチンカーによるこうしたランチ営業は、オフィス街の他にも大学のキャンパスなどで行なっているケースがあります。
多くは大学生による企画で大学構内にキッチンカーを入れて販売をしてもらっています。
キッチンカーの内容もさまざまで、今や本当に多くの大学内にキッチンカーが出店されています。
とくに独り暮らしなどを行っている大学生にとってこのキッチンカーは、大学の食堂以外の栄養補給経路してもますます重宝されているようです。
これもまたこれまであったキッチンカーの営業販路なのでしょうが、Withコロナの時代ますます進んでいくと考えられています。
その他のキッチンカーの営業場所教えます!
「人が集まれば食が生まれる」これはどこを見てもWithコロナの時代も真実です。
これは今後になると思いますが、コロナ禍の時代人と人との接触が禁止、制限されたため人々は分断されました。
しかし企業にとって、仕事をやる上で人と人とのつながりは大切なものですし、人を企業につなぎ留めておくためにも重要なことです。
ですからWithコロナの時代、今後の予想にはなりますが、徐々に大企業が社員やその家族向けの夏祭りやイベントを行うところが増えていくと思います。
こうした会場を盛り上げるためにキッチンカーはうってつけです。
キッチンカーの特別感によって話しが盛り上がりますし、見て楽しい、食事は出来立てがおいしいなどと好評になるに違いありません。
食が関係ないイベントや展示会などでも、飲食コーナーってありますよね!?
ちょっと休憩、待ち合わせ、小腹がすいたなどなど、人が集まり、そこである程度の時間を過ごせば、人はなにか食べたいなってくるものです。
そんな時にキッチンカーがあったら・・・人が寄ってくるわけです。
このようにキッチンカーの営業場所としては人が集まるところ、また特別感が喜ばれるイベント会場などが今後増えていくと考えられています。
Withコロナの時代のキッチンカーの違った使い道
キッチンカーというと飲食店としての営業がすぐに頭に浮かびますが、実は違ったキッチンカーの使い方もされています。
それは企業のプロモーションという使い方です。
プロモーションというとちょっと難しく縁遠いような気がしますが、「スーパーマーケットの試飲試食コーナ」これも立派な企業のプロモーション活動なんです。
ですから場所、プロモーションする食品などによっては「キッチンカーでプロモーション」というのは、とても効果的な方法です。
しかも実際にその場で調理しているので、新商品を一番おいしい状態で試していただくことができます。
またその場で感想をいただくことができるので、サンプリング、ヒアリングにも最適です。
こうした企業のプロモーションの他に、地方自治体のPR活動、いわゆる地方創生の一環としてもキッチンカーは活躍しています。
東京の一等地にはいろんな県の「アンテナショップ」というのがありますが、キッチンカーはもっとちいさな移動アンテナショップのような感覚ですね。
このようにキッチンカーは、いろいろなところに出店できるので、知名度の向上や農産物のブランド化など町おこしに繋がるとても効果的な方法です。
今はインターネットでお取り寄せができる時代なので、キッチンカーで食べた特産品を「これおいしい!」「また食べてみたいな」と思ったら
自宅で買えるケースもあるんですよね。それで口コミにつながって。。。というパターンもあります。
宣伝の効果って大きいですね。
Withコロナの時代|キッチンカーで儲けるコツを知りたい!
Withコロナの時代に今後どのような場所にキッチンカーを出店できるか考えてきました。
ではこれからはどのようにしたらキッチンカーを人が集まる場所に出店できるのか、または主催者側に呼んでもらえるのか。
考えていきたいと思います。
まずはキッチンカーをの儲けの仕組みを考えてみたいと思います。
キッチンカーで儲ける4つのコツ!
キッチンカーで儲けるために欠かせないことはどのようなことのでしょうか。
実際キッチンカーを営業すると一日どのくらい儲けになるのか気になるものです
でもこの「いくら儲かるか」という質問に対する答えはなかなかありません。
一日に数千円しか儲からないキッチンカーもあれば、一日で100万も稼ぐ車もあります。
それは扱う食品、営業場所や店主のパフォーマンスやコミュニケーション能力によっても売上はかわってくるのです。
えっ、なんだか怖い、と思いましたか?
逆の考え方をすれば、キッチンカーで儲けるために自分でできることが沢山あるということなんです。
こう聞くと、やっったるで!と意欲がわいてきませんか!?
では儲かるキッチンカーに共通するどんな秘訣があるのでしょうか。
そのキッチンカーで儲けるコツはキッチンカーの利点を最大限に生かした営業をすることです。
ではキッチンカーの利点を考えてみましょう!
まず一つ目ですが、目の前で調理する、という利点があります。
料理が焼ける匂いや湯気がたっている様子などは、レストランの厨房に入ったかのような気持ちにさせてくれます。
しかもシェフが目の前で手際よく調理していると、何かの調理パフォーマンスを見ている気分にもなります。
得した感じがしますよね。
それも自分のためになんです。
私などは、パフォーマンス性の低いクレープ屋さんでも、「あー自分だったら破けるな、なんて考えながら」毎回生地を焼いている姿に感心してしまいます。
とくに女性は見ているだけでも楽しいんです。
こうした利点を生かすには、見られていることを意識した美しい手さばきや調理の仕方、素早く美しい盛り付けなどを考えて練習することが必要です。
板につくまでは練習が絶対に必要ですね。
また二つ目ですがお客さまとの距離が近いので、コミュニケーションも重要です。
メニューや食材についてちょっと説明したり、気さくに会話したりなど、コミュニケーションを心がけます。
そうするとキッチンカーの味だけではなく、プラスアルファーで人間性も加味されるので、ファンをつくることになります。
三つ目ですがもちろんお客様がキッチンカーに求めるものは営業場所によって異なります。
たとえばオフィス街のランチ営業なら、時間が限られているので、おいしい料理をいかに早く提供して客を回転させるかがカギになります。
ですから注文を取り、調理し、盛り付け、包装し、最後会計をするなどのキッチンカーとしてのオペレーションを効率よく行うためにいろいろシミュレーションする必要はあります。
しかしキッチンカーの強みを生かした独自性を考えて、持っておくことは重要です。
そして四つ目です。
食品をいれる容器を工夫するということです。
キッチンカーをどこに出店するでしょうか。
そこにはどのようなお客様がいて、食に対して環境対策に関してどのような意識を持っているでしょうか。
さらにはどのような年代の人がお客様となるでしょうか。
それらを考えて食品容器を選ぶ必要があります。
さらにその容器もオリジナルの工夫ができます。
どんな工夫ができるかは、ぜひ当社までお問い合わせください。
キッチンカーでさらに儲けを増やす方法
今はSNSは欠かせません。
しかしそのSNSとしてキッチンカーの多くのオーナーはインスタグラムやTwitterをやっている方は多いのですが、きちんとWEBサイトでSNSと連動して訴求しているオーナー様は少ないといえます。
WEBサイト・・・面倒くさい!
そう思われませんか?
なぜWEBサイトをSNSと連動させるのが有効なのでしょうか。
やはり訴求範囲が広がりますし、つながりを持ってメニューやキッチンカーで行っていることを伝えることもできます。
さらにSEO対策としても、オーナーやキッチンカーの魅力を伝えるためにも写真や文字で訴求していくのであれば、皆さんのキッチンカーの営業エリアが広くなる可能性が高いといえます。
ですからWEBサイトでSNSと連動して訴求するという方法をお勧めいたします。
もしWEBサイト作るにしてもどのようなつくりで誰に作ってもらったらいいか分からない・・・というオーナー様がいたらぜひ当社コトパッケージアドバイザーまでご相談ください。
弊社のWEBサイトはすべて弊社が作って、SEO対策まで自社ですべて行っています。
WEBサイト制作でも、SEO対策でもプロなんです。
Withコロナの時代|キッチンカーを新たに出店
一からキッチンカーを始める以外に、すでに飲食店を営業しているお店がキッチンカーでランチ営業するというケースが増えているようです。
なぜそのような飲食店が多くなっているのでしょうか。
もっとランチの売上を伸ばしたい、と考えていても単価は低く、客数を増やそうにもせいぜい二回転できればよい方です。
しかし、キッチンカーならテイクアウトなので回転率が良い、しかもランチの数時間だけ、都会の一等地に店を構えることだってできるんです。
仕込み場所はすでにありますお店です。
さらにお店に比べ少ない人数でメニューを絞って提供するので、人件費が少なく効率がよい営業ができるわけです。
お店と食材のシェアさえできます。
それらを上手く活用して、飲食店の中には店舗でのランチの4倍も売上げるキッチンカーもあります。
こうした成功しているキッチンカーは、前に取り上げたような、コミュニケーション、作業の効率化、客を引き付ける調理の仕方などを実践しているのです。
Withコロナの時代|キキッチンカーの出店場所と儲ける3つの方法 まとめ
いかがだったでしょうか。
コロナ禍で大ダメージを受けた飲食店は、これからのWithコロナの時代、キッチンカーで人の集まるところに出店し儲けを出すことは一つの選択肢かもしれません。
このコンテンツで触れたように、そうするためには人のいるところに出店しなければなりませんし、儲ける仕組みを作らなければなりません。
さらには他のキッチンカーとの差別化も必要ですし、なによりもキッチンカーで扱う商品の食品容器を選ぶ必要もあります。
キッチンカーの宣伝もする必要もあるのです。
やらなければならないことは山積みです。
もしさまざまなことにお困りの方はぜひ当社までお問い合わせください。
デリシャスフードパッケージのコトパッケージアドバイザーがお客様の身になったアドバイスをさせていただきます。